1230

一昨日相棒R君の9歳になった姪っ子が遊びに来て、一泊して行った。うちから車で30分くらいの、R君の実家の近くに住んでいるので、車で午後迎えに行く。

彼女の母親(R君の妹)の誕生日が二日後に控えていたので、手作りクッションをプレゼントすることにして、姪っ子をお供に材料を買いに行く。くまちゃんの柄がいい、と姪っ子がいうので、可愛いテディーベアのたくさんついたフリース生地と、無地の白いコットンを購入。

家に帰って姪っ子にクレヨンで絵をかかせ、それを相棒R君がスキャナで取り込んで、白地にアイロンプリントしてもらい、フリース地を裏にして縫い、クッションを作った。三人の合作で喜んでもらえるといいけど。姪っ子の描いた絵は三匹のクマとお花がお日様の下に立っているもので、とても可愛くできた。

子供はみんな好きなピザを取って夕ゴハン。R君も好きなのだが、栄養面であまり優れていないので、たまにしかうちは食べない。そのあと「Stuwart Little」を見に行く。アニメーション、特に猫の動きや表情なんかは凄かったし、面白い映画だった。Stuwartは可愛いし。でも猫はきっと本物との合成だと思う。さすがだ。

次の日は姪っ子の希望でモールへ。彼女もだんだん、動物園に行ったりするよりモールに行きたい年頃になってきたのだ。別に買い物もせず、ウィンドウショッピングだけなんだけど。しかし、そこは子供でキャンディーを食べ出してしまい、商品につけるんじゃないかとヒヤヒヤだったので、早々に出てきちゃったけど。

モールでハンバーガーとアイスクリームを食べさせ、そのあと送っていく。風邪もまだ完治していなかったし、なんだか疲れた。子供はやっぱり疲れるのかなー。彼女はいい子なんだけどね。

そんなわけで、そのあとゴロゴロしていたのだが、夜になってなんだか悲しくなって落ち込んでしまい、せっかくR君が新しいPCを繋げようと努力してくれてたのに、あんまり気乗りがせず、ベッドにもぐってマンガを読んだりしてしまった。

結局日本語の環境が出来てないし、ネットワークカードを入れるので、まだ古いPCを使ってるんだけど。部屋の模様替えも遅々として進んでないしさー。さぁ、また少し続きをやるか。今年も明日を残すのみとなってしまったし。Y2K問題が気になるが、どーなることでしょう?

1228

しばらく見なかったら、とうとうMEMORIZEも有料化することになったのか。50Kまでは無料でいけるそうだが。今の時点で5ヶ月分324Kもあるこの日記の場合、ツライもんがあるけど。50Kじゃ1ヶ月分も足りないかも?って感じ。まぁ、なんとかしよう。古い分はそのうち削除してHPで別にアップする予定。

というのも、クリスマスにサンタがHPのPCを持ってきてくれたので、やっとHPもいじれるようになりそうなのだ。この現在の相棒R君手作りPCはもうメモリ限界で、最近はメールを送るのもままならない状態だったからなー。まだ新しいのはセットアップしてないんだけど。

あと相棒R君には前から欲しかったスキャナや、刺繍のミシン用に、自分でデザインを取り込んでオリジナルのメモリカードが作れるシステムを貰った。このシステムはものすごく高価なので(ちなみに日本円で10万くらいだと思う)すごく欲しかったんだけど手が出なかったんだよね。こんなにお金使ってR君は大丈夫なのだろうか?

その他にもフードプロセッサーやら、Powerpuff Girlsのライトと人形、R君がデザインをアイロンプリントしてくれたTシャツ、それからなんと!日本の友達に頼んで苦労して入手したらしいドラマウスもあって、すごく驚いた。ドラマウスとは、もちろんドラえもんのカタチをしたコンピューターマウスなのだ!これもずっと憧れの品だったのだが、小学館の学習ソフトを購読した人のみに配られた超レア、プレミアムものだったので、あきらめていたのに。

私からR君には、絵本や小さい花瓶のセット、車のアクセサリー、シャツ、ビデオ、猫と犬のデザインのキャンドルスタンド、あと欲しがっていた空気の圧力でスポンジの弾が出るマシンガンのおもちゃと、レゴのドロイド・デベロッパー・キットとリモコンなんかをあげたけど、やっぱりレゴが一番うれしかったみたい。クリスマスの後の週末三連休の間ずーっとレゴでロボットを作って遊んでいた。

イブに「Nightmere Before Christmas」のビデオを前R君がお誕生日にママから貰っていたのを見て、シャンペンで乾杯してプレゼントを開けたのだが、クリスマス当日はR君の妹のうちに家族が集まり、ディナーを食べて子供達がプレゼントを開けるのをみたりして過ごした。

5歳の双子の男の子たちは、だんだんましにはなってきているものの、相変わらずの無茶苦茶ぶりで、コンスタントに怒られているので、見ているだけでもどっと疲れ、風邪もぶり返してその日は帰るなり寝込んでしまったが。それでも楽しいクリスマスだった。

R君の両親に貰ったクリスマスのお金で、私は本棚を二本購入。新しい機器の導入にむけて、自分の部屋を大掃除、模様替え中なのだ。だんだん片付いてきてうれしい。今年中になんとかカタチにしたいもんだ。

今日はR君の姪っ子がお泊まりに来るので、うちも少し掃除しなきゃ。客間でプレゼントの保管とラッピングをしていたので、とっちらかってるし。9歳になった姪っ子は、弟達とは違って手のかからないいい子だ。一緒に「Stuwart Little」をみに行く予定。楽しみだ。

1222

日曜の夜から咳がひどくなり、全然眠れなかったので、仕方なく月曜の朝病院に電話して午後の予約を入れてもらう。一旦会社に出て、仕事を片付けるが、溜まってたメールを読んだり郵便物をみたりしてしまうと、もう電話がかかってくるわけでもなく、全然ヒマだ。12月ももうクリスマスの週なので、休暇を取ってる人も多く、オフィスの中も閑散としてるし。

相棒R君に買ってあったクリスマスプレゼントをオフィスに置いておいたのだが、それをラッピングしたりして過ごす。友達のRちゃんの旦那の誕生日が日曜で、彼のお気に入りのチョコレートパンを焼いたので、持っていくついでにRちゃんちのクリスマスプレゼントも届けに行く。赤ちゃんSちゃんにはプレゼントがたくさんあるのだが、パパ、ママには大したもんじゃなくて悪かったが。まぁ、どこもそんなもんだろう。赤ちゃんがいると。

それから病院に行く。症状をお医者さんに伝えると、それは流行ってるウィルスだ、と言われ、とにかく安静にするのが一番だそうだ。抗生物質は飲まなくてもいいので良かったが。せきが出て眠れなかったでしょう?と咳止めのシロップ、あと肺や腰が痛いので、痛み止めを処方してもらう。

日本のお医者さんと違い、こちらでは処方箋を持ってどんな薬でも薬屋まで行かなくてはいけない。病院の中に薬屋もあるが、私はいつもKrogerに入っている薬局を利用しているので、帰りKrogerに寄る。その夜から雪が降る予報だったので、Krogerはごったがえしていた。

雪が降るっていうと牛乳とパンを買いだめに人がスーパーに群がるのだ。私も薬を待っている間買い物して、食料を少し買い込む。しばらく買い物もしてなかったので、うちの冷蔵庫はからっぽだったし。薬は強いらしく、食べ物と一緒に飲んで下さい、と薬剤師に言われたので、すぐ食べられるサンドイッチも買って帰る。

薬と咳止めシロップを飲むが、あんまり効いてないみたいで、せきも止まらない。夜に倍の量シロップを飲んでみたら、効くどころかすごく眠くなってきてすぐ寝てしまった。そのまま朝まで眠れたので良かったが。

このシロップは眠くなると注意書きがしてあるが、こんなにバタンと急に寝ちゃうもんだとは。次の日、火曜と今日の水曜は全然具合が悪くて会社も結局休んでしまった。シロップを飲み、ずっと寝ていた。

今晩は少し良くなってきたので、インド料理を食べに出かける。久しぶりのちゃんとした食事だ。座った席の横の窓に弾丸の穴が開いていてびっくりしたが。ここってそんなに治安がいいほうでもないしなー。まぁ開店してるような時間なら大丈夫だろうけど。

Targetにも寄って少し買い物。クリスマスも三日後に迫り、混んでいたが、うちは普通の日用品を購入したのみ。プレゼントはもう揃ってるから。姪っ子にピカチュウのものを買ってあげようと思ったら、ポケモンのコーナーはすっかり物がなくなっていて、なんにも残っていなかった。さすがの人気だ。

明日はちょっと会社に行って、そしたら今年は終わりだ。12月は全然出社しなかったなー。のべ5日くらいも行ってないかも。別に大丈夫みたいだけどさ、誰も気にしてないし。明日行ってもほとんどみんなもう来てないと思うし。

1219

なんだかぼーっとしているうちに、もう日曜も終わり。でも今日は少しキッチンを片付けたり、クッキーやパンを焼いたりする余裕が出来た。買い物にも行ったし。

時々猫Kのことを考えるとまだ泣いてしまうが、仕方がないことだと思う。ゆっくり時間を過ごしたいと思う。

今日はとてもいいお天気で、クリスマスの週だっていうのに、日中外はポカポカだった。庭のKのところにお線香をあげに行って、ずーっと座っていて気持ち良かった。ミニ・Qも回りで遊んでいるし、二軒隣りの男の子がリモコンのロボットと庭で遊んでいるのも見える。静かでのどかだ。鳥もたくさん来ているし。

普段庭に出ることがあまりなかったので、これからはもっと外で過ごす時間が出来ると思う。Kに会いにいくのに、ただ外に出るだけですむのはうれしいことだ。相棒R君がたくさんお花を植える計画を立てているし、春になったらキレイになることだろう。

今週の土曜はもうクリスマスなんだなー。プレゼントはあらかた全部11月中にもう揃えてあったのが幸いした。あとは包むだけ。

Kのことを聞いた友達や家族からメールが来ている。Kはみんなに可愛がってもらって幸せな猫だ。直接人に話すのはまだ無理なので、メールでお知らせしたんだけど。

明日からはまた会社に行かなきゃ。ずいぶん休んでしまった。それで今週終わったらまた休み、今年も終わりだ。この仕事がヒマなときだったので、Kの面倒も最後まで心置きなくできたのも、Kの親孝行だった。

自分の体のほうも、調子が悪く、なんだか肺が炎症起こしているような。お医者さんに行く気力が無かったので、ほったらかしだが。今日は少し良くなってきたかな。抗生物質はなるべく飲みたくないし。ビタミンCをたくさん取って自力でなんとかしたいもんだ。

1217

猫Kが昨晩(16日、木曜)の夜9時45分くらいにとうとう他界した。静かに安らかに、うちのお気に入りのスポットで眠りについたので、良かったと思う。もう苦しまなくていいし、また必ずどこかで会えると思うけど、やっぱりとても悲しい。

6日の月曜に具合悪そうになったとき、直感的にもうこれでダメかもしれない、と思ったのが、本当になってしまった。これまでも何度もゴハンを食べなくなったり、色んなところが悪くなったりしてたのを、乗りきってきたんだけど。

一旦少し食欲を取り戻してほっとしたのも束の間、また食べなくなって具合も悪そうにしているので、金曜(10日)にまたお医者さんへ。気持ちが悪いのが治る注射をしてもらって、これで食べなかったら体力が落ちてしまうので、明日チューブを使って胃に直接食べ物を入れることに。

それでも食べなかったので土曜にまた病院へ。チューブはストレスになって体にも良くないので、大きな注射器を貰って、病人食の離乳食みたいなやわらかいのを、うちで口にネリネリ流し込んで食べさせることに。

一日一缶を目安に、といわれたので、忠実に土曜と日曜、一缶づつあげる。Kはいやがるものの、口に入れるとちゃんと飲みこむ。まずくはないみたいだった。Zも欲しがってたくらいだったし。でも、高タンパクのエネルギーがたくさんのエサだったので、Zの腎臓には悪く、あげられない。Kも腎臓が悪いけど、それどころじゃないので、食べさせなければいけなかった。

胃にそうやって食べ物が入れば、気持ち悪いのが収まってきて、自分で食べるようになるはず、ということだったのだが、二日続けて食べさせても、症状に変わりはなく、相変わらずうずくまっては、時々ぶるぶるふるえている。

もう藁にもすがる気持ちで月曜朝一で病院に行く。いつもの先生が休診日で、若い先生に診てもらう。赤血球の数がまた激減している、と注射を打ってもらい、気持ち悪いのが治まる注射もまた打ってもらう。でもこの注射が効いているのかわからない。しなかったらもっと気持ち悪いのかもしれないけど。あとステロイド剤も貰ってくる。結局チューブでも食べ物を胃に入れて貰った。

その日は会社に一応出て、仕事を少し片付ける。1週間休みを取っていたのだが、幸い12月のヒマな時期だったので、そんなに溜まってもいなかった。相棒R君は、病院に一緒に行ったのだが、その後会社にちょっとだけ行って、後は休みを取ってくれて、Kと一緒にいてくれた。時々電話をかけて様子を聞くが、変わらず、とのこと。

火曜にまた朝一で、いつもの先生に診てもらう。レントゲンを撮ると、肺の周りに水が溜まっているようで、はっきり見えない。原因がわからないので、超音波スキャンでまた診てもらうように、と言われ、もう仕事も一日休むことにして連絡を入れ、午後に予約を取り、空港の近くの超音波の設備がある病院へ行く。

ここの先生はどうもソリが合わないというか、猫より犬タイプで、好きになれないのだが、仕方ない。案の定、可哀相に具合が悪いKをいつまでも診察台の上で待たせるので、私が勝手にキャリアーに戻してしまった。でも、心臓に何かの固まりがくっついていて、ばたばたしているのが見える、心臓自体も2倍くらいに肥大している、というのが分って、その足でいつもの病院へ。

いつもの先生が、その超音波スキャンで撮った写真を見て、これは大学病院まで行く必要があるかも、といいながら、違う薬をまたくれる。注射器でのエサやりも続けるように、と言われていたので、夕方やるが、夜はあんまりKが苦しそうにしているので、もうやらないことに。

色々な検査の結果待ちだったのだが、水曜朝にR君が会社から電話すると、肺の回りに溜まった水を、吸い出せば呼吸が楽になるので、すぐ連れてきて下さい、というので、私が一人で連れて行き一旦預けて、お昼にR君が連れ戻しに行くことに。先生は、待っててもいい、と言っていたようだが、やはり会社にちょっと行って片付けなくてはならない用事があったので、置いて行く。

置いて行って大丈夫か、すごく不安で泣きながら会社に行く。ほんの2、3時間でR君が迎えに行くから、きっと大丈夫だと思ったのだが、心配になって電話をかけてみる。受け付けの女の子が先生に様子を聞いてくれたのだが、言う事がたくさんあって伝言しきれないので、先生自ら電話をかけ直す、と言われてしまった。

少し会社で電話を待っていたのだが、もう待ちきれず、R君に早く迎えに行ってくれるよう電話して頼み、うちに帰って待っていることに。お昼ちょうどくらいに家に着き、待っていたのだが、なかなかR君が帰ってこない。その日は水曜で、病院はお昼で終わりの日だったのに。

ようやく12時半くらいになってからR君から電話が入り、今日これから大学病院に行くためノックスビルまで行こう、と言われた。後は泣き声になってしまって、分らないので、帰ってから詳しいことは聞くから、と言って切る。

Kが生きてうちまで帰ってきてくれたのに、またノックスビルへ連れて行くのは、私は気が進まなかったのだが、先生が連絡してくれて、向こうも急患扱いで待っていてくれる、という。泊まりになるかもしれないので、支度を急いでして、ノックスビルへ出発する。片道三時間かかるノックスビルまでの道のり、Kが耐えてくれるのか、不安だったのだが、先生がそういうんだから大丈夫だろう、とR君に言われて、考えるヒマもなく出てしまった。

もうほとんど動けないKをキャリアーに入れて、ノックスビルまで行く。途中おしっこをしてしまうので、タオルを変えたり、自分達もトイレに行くので止まったりした以外は、ずっと飛ばしていったので、三時間かからないで着いた。Kももうじっとしてるだけで、車に乗っていても気にしないようだった。普段だったら怒るのに、もうそんな体力もなかったのだろう。

無事大学病院まで着くと、受け付けですぐ「ナッシュビルからの急患の方ですね」と言ってくれて、診察室に通される。普段の受け付けは6時までらしいが、ぎりぎり6時くらいだった。最初学生の女の子、といっても四年生なのでもう獣医さんの卵、が来て、問診をしてメモを取り、その後先生も一緒に入ってくる。

若い先生だったが、やはり大学病院の先生だけあり、てきぱきと説明してくれる。これから検査を色々して、その後どういった治療法をするかを決めるのだが、心臓の詳しい検査などは明日にならないと出来ない、今晩は預かって出来る検査から始めるが、日曜までは入院してもらうことになるでしょう、と言う。

しかも集中治療室(ICU)に入るらしい。その日は水曜だったので、日曜なんて言ったら4泊も入院になるということだ。もうこの時点で私は涙が出てきてしまい、泣きながら「その間Kに会えますか?」と聞くと、日中なら会えるというので、じゃあ明日また会いに来ます、今晩はノックスビルに泊まります、と言ってKを預けた。

学生の女の子が診療台から抱き上げると、Kが声を上げる。抱くと痛いみたいで、怒るというより唸っている。ここで預けてしまったら、もう会えないんじゃないか、と思って涙が止まらなかった。でもここまで来た以上仕方がない。

受け付けで、大体の治療代として先生から提示された額(600〜900ドルくらいとのことだった)の半額300ドルを前払いする。そういうシステムらしい。R君から、大学病院は高いよ、と言われていたけど、こんなもんか、って額だった。お金は幾らかかっても構わない。こういうときのために貯金してきたんだし。

涙声の私達に、受け付けの女の子(彼女も学生らしい)がとても親切にしてくれて、ノックスビルに泊まる、と言ったらホテルのリストや、地図をくれた。ここから電話してホテルの予約を入れたら?とまで言ってくれたのだが、携帯もあるし大丈夫とお礼を言って病院を出る。そしたら出口のところで、また彼女が追いかけてきてくれて、R君にレストランとか載ってるから、とガイドブックまでくれた。私はもう泣きだしてしまっていたので、振り返れなかった。

車に空になったキャリアーを入れて、乗ってからしばらく二人で泣く。私はこれで正しいことをしているのか分らない、とR君に言ったが、もしかしたら悪いところが解って直るかもしれないし、と言われた。ひとしきり泣いてから、ホテルを探そうと、モールのほうに向かって高速に乗る。

しばらく走ったらホリデーインがあったので、R君がチェックインしに行く。ギリシャから舞踏団が来ていて、大きいバスが止まっていたのだが、空きがあって部屋が取れた。ギリシャからわざわざノックスビルに来るなんて、どんな舞踏団なのか?

部屋に入ってもまた泣く。Kが一人で病院のケージに入れられていると思うと、泣くしかないのだ。でもお腹が空いてきたし、ずっと食べていなかったので、食べなきゃ、とモールのほうに向かってでる。

なにか解ったら携帯に連絡して下さい、と先生に頼んであったので、携帯を持って、マカロニ・グリルというイタリアンレストランのチェーン店に入る。ここはナッシュビルにもあるのだが、いつも行列で三時間待ち、とか異常な事態になっているのだが、このあいだノックスビルに買い物に来たとき、ガラ空きだったのだ。

今回も待たずにすぐテーブルへ案内される。泣かないように、Kのことは考えないで話題にもせず、ただ食べる。ポートベロ・マッシュルームとモツァレラチーズを乗せたチキンのデミグラスソースというのを頼んだのだが、美味しかった。でもしつこい味で最後は食べられなくなっちゃったけど。自棄になってデザートまで食べてやると思っていたのだが、ウェイトレスがなかなか来なくって、頭にきたのでやめた。やはりイライラしていたのだろう。

ホテルに戻り、病院に電話して様子を聞いてみようか?とR君に言うが、やめといたほうがいいといわれてしまった。心配なのに。持病のノドが腫れてきてしまっていた私は、あったまるためにシャワーを浴びてから、もうベッドに入ってしまう。R君は仕事もあって持ってきたノートパソコンでメールを打ったりしている。

10時すぎころだと思うが、携帯が鳴り、びっくりしてとび起きる。病院からの電話で、R君が話している様子では、まだKは大丈夫な模様。ずいぶん長い間話していて、やっと終わって切り、私に説明してくれる。

心臓は今の所大丈夫らしいが、両方の肺に炎症がある、腎臓の数値もだいぶ悪くなっている。炎症を抑えるため、2種類の抗生物質を点滴していて、呼吸が楽になるように、Kは酸素テントの中に入っているそうだ。それを聞いて少し安心した。呼吸が楽になるだけで、ずいぶん違うだろう。もしかしたら、ほんとに治療できるのかもしれない。

電話してもらって良かった。明日10時にまた行くことになって寝る。途中乾燥していたので起きて、ジュースを買って薬を飲んだりしたが。部屋のすぐ前に自販機があったのだ。ここのホリデーインは、キレイだったし泊まるだけの私たちには調度よく、安かったのでナイスだった。

翌日(昨日、木曜)の朝、約束通り10時ころ病院へ行く。少し先生が来るのに時間がかかって待合室で待っていたのだが、犬がたくさん来ていた。私より大きいマスチフ犬なんかもいて、普段キャット・クリニックに行っている私達には変な感じだった。

先生がやっと出てきて、そこに座り、更に検査した結果を教えてもらう。やはり心臓が悪くなっていて、心臓には水分が良くないのだが、腎臓も悪いのでそちらのほうは水分が多量に必要になる、残念ながら治療の仕方がない、というようなことを言われる。更には肝臓にも支障があり、このまま入院しても、生きて退院できる可能性はとても低い、といわれた。

最後のほうはもうよくわからなくて、ぼーっと聞いていたのだが、R君が立ち上がるのでついて行く。Kに会いにいくのかなーと思ったら、違って、外で考えると言ったみたいだった。車に乗って話し合うが、もう答は一つで、治療のしようがないなら、うちに連れて帰ることに決める。病院でまた検査をされたりする必要はもうないのだ。午後になったら心臓の専門の先生も来ると言われていたのだが。

キャリアーを持って中に戻り、先生にそう伝える。なるべく車中が楽になるようになにか処置が出来ますか?とR君が聞いたが、今の時点ではなにも出来ないそうだった。しばらく人のいない入り口の所のイスに座って泣いていると、また同じ受け付けの女の子が出てきて、ティッシュの箱を持ってきてくれ「ここでの治療は最高のものだから、ここまできたのは正しかったと思う。残念だけど、すべての手をつくしたわけだから」となぐさめてくれた。

キャリアーに入ってKが出てくる。声を出しているところをみると、まだ大丈夫のようだ。先生と少し話す。先生も、難しい決定だが、適切な判断だと思う、自分でもそうするだろう、と言ってくれた。なるべく早く安楽死を、と言われた。苦しいから。お礼を言って、会計を済ませ、車に乗る。

私が隣りに座り、キャリアーのフタを外してみると、Kの首には包帯が巻いてあって、やけに細く見えるし、左前足には管がついたままだ。先生がそう言っていたのだが。可哀相で、可哀相で大泣きする。ごめんね、こんなところに連れてきて、なにも出来なくて。おうちに帰ろうね。

帰り道の三時間、ずっと頭やあごをを撫でていると、もうゴロゴロは言えないものの、うれしそうに目を細めている。そうするときのKの特徴で、ヒゲを前のほうに全部たおして。お天気がよく、日が当たっていて気持ち良さそうだ。大好きなKが、仲良しの猫Qも待ってるおうちまで、無事帰れることだけを願った。

無事うちにたどり着き、フタを外したままでKを家に運び入れる。階段を登りきるところで、声を出して自分でキャリアーから飛び出して、最後の2段くらいを上がっていった。でももう動く力もあまりなくて、そこのキッチンの床で寝そべっている。水が飲みたいみたいで、水のボウルの横にいるが、なかなか飲めないみたい。

しばらくしてからR君がいつもの先生に電話して、うちに来てもらえないか聞く。その日はあいにく若いほうの先生が病欠で忙しいらしかったが、終わってから来てもらえることになった。もうKはずっとうちにいられるのだ。

それから夜までずーっと家族みんなでKと一緒にいた。途中リビングルームにいたKが、急に思いきったように立ち上がり、歩いて廊下まで行き、一旦止まってイライラしたように、泣き声をあげてへたり込んだので、もしかしてトイレにいきたいのかも?と思って、砂箱を持ってくるか、Kを連れて行くか迷っているうちに、また一気に立ち上がって、果敢にも自力で砂箱までたどり着き、苦労して中に入って用を足したのには驚いた。

キャリアーの中ではそのままおしっこして、タオルを代えてあげてたのに。別にそんなのカーペットの上でしちゃっても、全然構わなかったのに。最後のがんばりを見せてくれたKだった。でも砂箱の中でそのままへたり込んでしまったので、抱き上げて出してあげたら、少し歩いていつもの窓際まで行った。

ベッドルームは少し寒いようだったので、クリスマス・ツリーがついてあったかいリビングルームに抱いて戻す。そしたらよたよたと、お気に入りの窓際のスポットに歩いていって、そこで横になった。名前を呼ぶと、しっぽを少し動かして返事してくれる。そこに結局ずっと最後までいたKを、眺めていると、なんだか全然どこも悪くないみたい。特に最後の2、3時間は、それまではうずくまる形だったのに、いつものように横になって寝ていて。もういつでもいいみたいだった。

息子の学校で、クリスマスのページェントがある夜だったので、それが終わってから9時半ころ先生がやってきてくれた。いつもの通り、猫をよくわかっている人で、静かに入ってきて、QやZが挨拶する。特にQは初対面だったし、色んな猫の匂いがするので、興味深々で嗅ぎまわっていたが、気のすむようにさせてくれる。

最後の挨拶をKにしたが、もう寝たままだった。大好きだよ、また会おうね。もう苦しくなくなるから、なんの心配もいらないよ。先生が、薬の説明をしてくれる。すぐ効いて、眠りに落ちるだけだそうだ。ゆっくり注射をして、何の変化もないまま、寝てるままでKは楽になった。私はKの名前を呼んで、大丈夫だよ、と話しかけていた。

ほんとうに静かに、簡単にいったので、信じられないみたい。思ったより、その時は冷静に、楽になって良かった、うれしいと感じることが出来た。先生にお礼を言って、Kを撫でる。R君が先生と少し話をしていたが、私はそんな余裕はなく、ずっとKのそばにいた。この先生には最後までお世話になり、お礼の言いようがないくらいだ。ここの病院に巡り合えたのも、Kと私達には幸せなことだった。R君がそう伝えてくれたのが聞こえた。

10時にはもう先生は帰っていき、私達はまたKと静かに真夜中まで過ごした。とても疲れていて、寝そうになったけど、12時過ぎまでは一緒にいたかったのだ。長かったその日が過ぎるまでは。

数日前に、私は夢を見て、その夢で下に降りて行くと、窓が開いていて、いろんな色やサイズの猫がたくさん、10匹くらい窓のところにいて、Kを連れて行こうとしているところだった。私は驚いて、走り寄り、Kを抱きしめて連れ戻した。その話をR君にして、きっとそういう風に、たくさん猫が迎えにきてくれるんだよ、Kが迷わないように、と言った。

Kをノックスビルに連れて行くとき、R君がネルの生地があったかくていいので、ネルのシャツかなんかをキャリアーに入れて行こうというので、探したら、ずーっと昔、何年も前にバスローブかなんかを作ろうと思って、買ってあってそのままになっていた、青空に雲がたくさんうかんでいるプリントのフランネル布地が何メートルも見つかった。

半分に切って両方持っていって、一枚は途中おしっこしてしまったのだが、最後に入れてあった分が少ししか濡れていなかったので、それを広げてKを寝かせる。Kは空を飛んでるみたいだ。枕元に大好きなゴハンと水のボウルを置く。Zがやってきて、文字通り寝水をとって少し飲んでいた。Zは解ってるみたいで、Kの側にじっと座っている。

そのままリビングルームで一緒に寝ようかとも思ったが、私も具合が悪いし、まいってしまうので、ベッドで寝る。明け方5時くらいに目が覚めて、水を飲みにキッチンへ行く。ここ一年くらい、Kが起こすので、このくらいの時間にいつもエサをやりに起きていたのだ。腎臓が悪くなっていたので、なるべく食べてもらうよう気をつけていた。食べてくれるとうれしかったものだ。

朝早めにR君が起きて支度をしている音で目が覚める。昨日話し合って、お墓には入れず、うちの庭に埋めることにしたので、準備をはじめるつもりなんだろう。私も起きて、Kのところに行き、お香をたいて、ろうそくをつける。クリスマス・ツリーもついてるから、幸せそうなお葬式だ。

キッチンの窓から見える、物置の横の日当たりのいい場所に決めて、R君が準備をしてくれる。その間、私はお花を買いにSAM’Sに行った。何故かここでは立派な日本の菊がいつも売られていて、お花のひとつひとつにネットがかぶっていて、たまに開いてるのをみて、綺麗だとおもっていたのだが、いかんせん日本人の私には葬儀のイメージが強く、買えないでいた。

そのとても立派な菊を30本と、ティッシュをまとめ買いして帰る。ティッシュはいくらあっても足りない状態の我が家なのだ。菊を15本づつ2つの花瓶に生ける。Kは推定年齢14歳くらいだったので、15ということで。

お花を側に置いて、Kとしばらくまた過ごす。準備が終わったR君と一緒に。なんだかどうしていいのか分からないような様子のQも連れてきて挨拶させる。QとKはほんとに仲良しだったのだ。

お昼の12時までそうしていて、それから庭に埋葬した。15本の菊と、大好きだったエサと、遊ぶのがお気に入りだったヒモも一緒に。青空のネルにくるまれていたので、最後にちょっとだけ顔をのぞいたら、ふざけて布団に入ってそこで寝てるみたいな顔をしていて笑ってしまった。そんな可愛い顔をしていた。

それからお線香を焚いて、煙がなくなるまでそこにいて見ていた。隣りの家の犬と猫がやってきて参加してくれた。この猫はQになにからなにまでそっくりで、サイズだけちょっと小さいのでミニ・Qと呼んでいる。そのミニ・Qが、シャベルで土をかけていると、遊んでいると思ってじゃれてくる。Kもこの調子じゃ寂しくないだろう。ここの場所にはマタタビが生えていたので、その匂いではしゃいでいたのかもしれない。

じっとしていると悲しくていられないR君はそれから会社に行った。私は静かにしていたかったので、そのままリビングルームのソファで横になっていた。QとZが入れ替わりやってきて、一緒に寝てくれる。今までKがいたところを見ても、不思議と悲しくはならない。いろいろKのことを思い出して過ごす。

7年半も一緒に暮らしていたKがいなくなるのは、とてもとても寂しいことだが、輪廻を信じているし、またどこかで会えると思うから。それまでしばらくは元気でいてくれるし。元気な頃のことを覚えていたいと思って、いろいろ考えるが、Kはほんとに個性的なキャラクターの持ち主だった。

そんな彼の思い出は、後日また書き残したいと思う。悲しくなってしまうと思ったが、どういうふうにKがいったかを残しておきたくて、今日これを記録した。忘れないけど。

私がこれを書いている部屋で、Qは普段は絶対入らないような、部屋の隅の物干しの裏で丸くなっている。彼女も悲しいのだ。Kがうちで最後を迎えられたことは、QやZにとっても良かったと思う。出て行っただけで帰ってこないよりは。

最後はそれだけが私の望みだったので、がんばってくれたKには感謝している。7年半、家族として楽しい時間を一緒に過ごさせてもらえたことにも。ほんとにありがとう。

1209

今週は有休消化のため、1週間休みを取っているのだが、あっという間に木曜日。予定していた用事の半分も済んでいないのに、時間はどんどん過ぎてしまう。

予定外のニューヨーク出張で先週も三日間オフィスに出ていなかったため、片付けなくてはいけない仕事もあり、頼む人もいないので、仕方なく月曜は少しだけ、と思って出社。少しだけ、なんていられるハズもなく、4時ころまで仕事してしまって、帰り友達Rちゃんちに寄る。

先週末撮った赤ちゃんSちゃんの写真が出来あがっていたのを見るのと、お鍋を返してもらいに行ったのだが、Sちゃんの写真はキレイに撮れており、可愛いのがたくさんあって良かった。これのうち一枚を選んでハガキにしてもらってクリスマス・カードとして送るから、どれがいいかなー?とRちゃんに言われ、散々悩むが、どれも可愛いんだよね。親バカ、叔母バカの私たちにしてみれば。

2時間ほどおじゃまして家に帰る。前から見にいこうと言っていた「TOY STORY2」を見に行くことになったが、時間があるので先に食事と買い物を済ませてから9時半の回を見ることに。久しぶりに「たぬき」へ行って和風ステーキというのを定食にしてもらう。大根オロシとポン酢がかかったステーキで美味。つけ合わせに出てきた野菜の煮物も大変美味しかった。

それから行ったら映画館はガラガラで、今にも閉めそうみたいな雰囲気。結局うちの他に2カップルしかいない劇場で「TOY STORY2」を見る。最初のTOY STORYと負けない面白さだった。大好き、こういう映画。

11時半ころ家に帰ってみると、猫Kが具合が悪そうにうずくまっている。よく見るとブルブル震えているし。びっくりして相棒R君を呼び、どーしたものかと様子を伺って見ていたのだが、あんまり辛そうで思わず泣けてきてしまった。次の日ちょうどお医者さんに連れて行く予定だったので、とりあえず明日まで待とうということになる。

次の火曜はそんなわけで、朝一番でR君と二人Kを病院へ連れて行く。前の晩よりは気分がよくなっている様だが、それでもゴハンを食べないし、どこかが悪いに違いない。

Kは前から色々なところが悪くなって、最近では脇の下に炎症があって抗生物質を飲んでいたので、その他の薬を抑えていて、その中に便秘薬も入っていたので、どうやら便秘ぎみになってしまったらしく、トイレの外に固いウンチが落ちていたりしたので、どうもそれで気持ちが悪くなっているのでは、と言われる。便秘薬をまたすぐ飲ませ始めて、今日は様子を見て、明日になっても改善しなかったらまた連れてくるように、とのことで帰ってくる。

早速便秘薬を飲ませ、点滴で水分補給もする。肝臓も悪いし、高血圧で薬を始めたし、炎症はほとんど収まったと言われたがまだ抗生物質も飲んでいて、薬の量が多いので、便秘薬は1週間以上あげていなかったのだ。抗生物質を飲むと下痢気味になるのだが、今回のはそうじゃなかったらしい。ごめんね。

一時はどうなることかと思ったが、お医者さんが触ったところ、ほとんど固いウンチはもう出ていて、あと少しです、と言われたのが出たらしく、午後になってから大分具合が良くなったようで、ゴハンも食べ始めた。Kの場合、食欲が具合のバロメーターですぐわかる。

結局その日は溜まっていたメールの返事を書いたり、インターネットで調べものをしたりして終わってしまった。携帯電話をいよいよ買い換えようと思って調べていたのだが、最近のは軽いのに機能がいっぱい付いていてさすがだ。私の今までのやつなんて、異常に重くデカく、なーんの機能もついていない上、三年前以上前に契約したプランそのままになってほったらかしていたので、全然損しているのだった。

水曜になって、新しく契約しようと思っている所の係の人に電話して、いろいろ質問する。うちの会社付きのセールスマンがいて、その人から買うと安くなるのだが、それでもNokiaの新しいのは100ドルくらいするという。しょうがないか。しばらくは使えると思うし。

それにしたって携帯電話は日本とアメリカで差がありすぎると思う。Nokiaは最近日本でも注目されてるみたいだからまだいいけど、それにしたって色とか形の種類が極端にこっちは少ないし、ストラップなんかの小物は無いに等しい。

Nokiaにいたってはストラップをつける穴さえ開いていないのだ。どーしろっていうんだ??アメリカではベルトにクリップでつけるのが主流でストラップはあんまりしてない。でも私は可愛いストラップがしたいんだ〜っっ!出来ないくせにたくさんストラップだけは持っているのであった...

火曜には具合が盛り返してきていた猫Kが、水曜になったらまたも具合悪そうにして、あったかいクリスマス・ツリーのそばでうずくまっている。(R君がきばってライトをたくさんつけたため、うちのツリーは火事になろうかと思う勢いで熱い...電気代もかさむことであろう。R君が払ってくれるからいいけどさ)それにひきつけみたいにブルブルしているので、怖くなってしまった。大丈夫だろうか?

側について見ていると、一応ゴロゴロいったりしているものの、具合悪そう。脱水チェックをしてみると、すこし脱水症状ぎみだったので、点滴をする。ちなみに猫の脱水症状は、背中のところの皮を上に引っ張り、離したときぱっとすぐ元に戻ればOK、しな〜っとその状態で、戻るのに時間が少しかかるようだと脱水症状なのだ。肝臓が悪い猫は脱水になりやすいので要注意。

またゴハンも食べなくなってしまったので、R君に電話して好きなエサを帰りに買ってきてもらうよう頼む。その晩は女の子だけで集まってボーリングに行く予定だったのに、行かないでKの側についていてあげたほうがいいかも、と思い、一応友達の一人に電話して「行けないかも」と伝言を残す。

でもR君が帰ってきて、Kのお気に入りの缶詰のエサを貰うと、点滴も効いたのか食べてくれたので、少し安心してボーリングに行った。R君もさかんに気分転換に行ってこいと言ったので、あまり乗り気がせず、しかももう一時間も遅れてたけど、顔だけ出そうと思って出る。

行ってみたら、まだ最初のゲームの半分くらいのところで、6人集まってキャーキャーやっていた。知ってる子は二人だけだったのだが、あとも紹介してもらって、おしゃべり。無理矢理友達の代わりに投げるも、いきなり転んでFとか出るし。ボーリングは下手なんだもんねー。自慢じゃないけど。

でも楽しかった。二回目のゲームは私も参加。まぐれで一回ストライクも出した。ボーリングっというより、女の子同志でジュークボックスで好きな曲を選んで、踊りながら騒いでるのがメインなんだけど。同年代の子ばかりで、選ぶ曲がみんなハマっていたのがおかしかった。マドンナとかポリスとかねー、古いけど大好きないい曲。

途中でR君に電話したけど、Kはゴハンを食べ続けていて、調子良さそうとのことだったので、ほんとに来てよかった。私は出不精なので、こういうのに呼んでもらってうれしかったし。また集まろうねー、といって別れる。みんなKのことも心配してくれたし。やっぱり友達ってのはアリガタイものだ。

今日の木曜は色々する事も溜まってきていて、少し片付ける。Kは相変わらず、体調すぐれないものの、落ち着いてはきてるみたい。点滴をしてから出かける。銀行に行ったり、妹に頼まれた赤ちゃん用品を買ってから会社へ。携帯を結局買い換えるので、セールスの人が会社まできてくれて契約することになったのだ。

久しぶりに会社に行ったらメールが溜まっていて、読んでるだけで時間がどんどん経ってしまう。買い物した赤ちゃんのものを箱に詰めたり、郵便物を取りに行ったり。Kのためにも早く帰ろうと思っていたのに。持ってきてもらった新しいNokiaの携帯は、さすがに軽量、小型で感動だ。っていっても今までのと比べて、だから、日本のあの小ささ、軽さの足元にも及ばないんだけどさ。

それから郵便局へ行って、小包やクリスマス・カードを日本に送り、TARGETに寄って、NYでの写真の一部が出来てきたのをピックアップ。Kのためにエサも買って帰る。

帰り際、結構外出の時間が長くなってしまったので、すごく心配になってきて、急いで帰ったのだが、Kは買ってきたエサも少し食べてくれたし、歩き回ってて少しは具合が良くなったみたい。明日はまた病院の日だし。猫はしゃべれないので、どういった具合なのか、よく観察してあげないと、対処の仕方が難しい。

いつまでKといられるのかわからないけど、なるべく一緒に過ごしたいと思う。今週は私が休みでいつもより時間が取れたので良かった。猫Zも随分盛り返して今はとても調子がいいので、Kもまた元気になってくれるといいけど。出来る限りのことはしてあげるつもりでがんばっている。

予定していた部屋の片付けや、クロゼットの整理、クリスマス・カードを書く、などの雑務が全然滞っているが、仕方ない。こういうのは最後になっちゃうのよね、どーしても。あ〜、でも会社から持ち帰った500枚のクリスマス・カードにサインしなくちゃ。月曜には絶対出るようにしないと、それでもクリスマス間に合わない国もたくさんあるだろう。外国相手だからねー、ま、年賀状っと思ってもらえればいいか...

なんでもう12月も9日なのか?時の経つのが早すぎる。土曜はR君の会社のクリスマス・パーティー。まだダイエットを続けていて、NYに行って以来また少し痩せてきているのでドレスも着れそうだ。

ドレスとお揃いになるようにオーガンジーのショールも作ったんだもんねー。NYでそういうのをみかけたんだけど、とてもじゃないけど高すぎだったので手作りしてしまった。多分400ドル近い値段が付いてたのを10ドルくらいで作成。我ながら上出来だわ。

こうやってうちにいると創作意欲が沸いてくるので、とてもナイスだ。他にも十八番の袋物、今回はアイロントランスファーを使って、昔の猫のイラストをプリントをしたものを数枚作ってみた。クリスマスには毎年こういう袋物を作ってプレゼントを入れるのに使っている。あとはツリーのてっぺんに付ける天使も作ってみた。これは猫Qがモデルの猫エンジェル。

こういうのって作ってるのも楽しいし、出来あがったの見るのもうれしい。けど、いつもは時間がないからあんまり出来ないんだよねー。来年はもうちょっと余裕が出来るといいんだけど。っていうか部屋を片付ければやり易くなって創作意欲も出るのでは??あー、片付けなきゃ。

1207

まだまだ続くニューヨーク紀行。やっぱりニューヨーク、やる事やみる物がたくさんあってエキサイティングだったし、1週間ためこんでたので長くなってしまう〜。しかし古代エジプト人を見習って記録だ。って内容の差がありすぎるが、そこはご愛嬌ということで...

一時間ほどホテルで休んでいたのだが、やっぱり時間がもったいなく思われてきて、また足をひきずりながら五番街へ出て行く。フェリッシモや、高島屋の日系デパートがやけにオシャレだ。思わず風呂敷なんか購入してしまう私。前から欲しかったんだよね。高島屋ではヨックモックに惹かれたが、レジが混んでいて根性が足りずあきらめる。狭い上にお茶のコーナーは人気らしく、たくさん人(っても5人くらい?で一杯いっぱいな狭さ)がいたので。

MOMAにもちらっと行ってみたが、フィルムフェスティバルが行われていて、とても混んでいたので、展示を見にあがる気力が出ず、ブックストアを覗いただけで出てきてしまった。ブックストアも欲しくなるような本ばかりたくさん並んでいたが、いかんせんこういう美術書ってのは大きくて重いので、そうそう買えない。amazon.comとかでも買えてしまう世の中だし。便利になったもんだ。他にも、前だったらここでしか買えないーっと思ってしまうようなものも、インターネットで買えそうと思える時代になったのだ。その分つまんなくなった世の中とも言えるかも。

でも、児童書のコーナーで素敵な猫の絵本を見つけたので購入。相棒R君へのクリスマス・プレゼント用。毎年絵本を一冊入れるようにしている。歳のせいで涙もろくなっているので、その絵本を店で読んでいてじわっときてしまった。R君も気に入ることであろう。感動屋さんだからね。

その感動屋さんのR君は、商売がらもあり、お芝居が大好きで、今回ニューヨークにいる私のために、ミュージカル「CATS」のチケットを取ってくれたのだ。ホテルに最初の日着いたらFAXが入っていて、うちの猫にしばらく会えない私のために、金曜の夜の「CATS」のチケットを取ったから、と詳細が書いてあった。金曜は予定がないと言ってあったので、考えついたらしい。

1983年は私が生まれて初めてアメリカに来て、ニューヨークに来た年で、そのときCATSはオープンして、猫の目の看板がいたるところに掛けてあったのを覚えている。それから記録のロングランでまだ上演されている、このCATSはおろか、ニューヨークでミュージカルをみるのは全く初めて。仕事着のジーンズとセーターとかしか持ってきてないから、仕方なくその格好で行ったけど、観光客はそういう人も結構いて大丈夫だった。もちろんおめかしして来ている子供達もたくさんいて、可愛かったが。

ホテルで近くのデリで買ったサンドイッチとチーズケーキ(はやはりニューヨークでは押さえないと、と思って無理矢理食べた)で腹ごしらえをしてから、余裕を持って出かけたので、案外近かった劇場に早く着いてしまい、隣りのおみやげ屋で買い物したりする。チケットは75ドルもして、真中のいい席だった。R君、ありがとう。

ようやく会場になり、案内されて席に着く。劇場の中全体が、巨大なゴミ溜めみたいに内装してあり、大きなスケールのガラクタが壁一杯にくっつけられている。細かいディテールまでしっかり作ってあって、それを見ているうちに開演。ストーリーも面白かったが、コスチュームやメイクに感動した。やっぱりすごいエンターテイメントだった。ロングランの記録を塗り替えるだけのことはある。

インターミッションの間、キャストの一人がその猫の格好のままで、チャリティーのためのカレンダーやサイン入りのポスターをステージ上で即売していて、よっぽど行ってカツラの部分を撫でさせてもらおうかと思ったが(どんな材質でどう作ってあるのかが知りたかったのだ)席が真中で両隣にぎっしり人が座っていたので断念。まぁ行っても撫でさせてもらえなかったかもしれないし。

R君が聴いていたサントラのCDで覚えていた曲がたくさんあったし、ストーリーも大体知っていたのだが、オドロキの場面もたくさんあって楽しめた。キャストもさすがブロードウェー役者って感じで魅せてくれたし。一人で行ったかいもあったってもんだ。最初は一人で夜遅くまで出歩いているのが、少し気後れだったんだけど。実際ショーが終わって11時頃ホテルまで歩いて帰ったけど、人通りもあったし安全な地域だったので、全然平気だった。

なんだか今回ニューヨークのタクシーはつかまり難く、乗車拒否もされたりしたので、歩いた方がよっぽど早いし確実って感じだったのだ。なんでだろう?日本人だとチップが少ないから避けられてるのかなー?っとちょっと思ったけど、他に理由があるのかもしれない。実際私はチップは多いほう(20%くらい)なので、お金を払うときになって愛想が良くなるドライバーばかりだった。どーせ経費で落ちるんだし、って自分でも20%くらい払ってるけどさ、いつも。

最後の土曜はさすがにゆっくり9時くらいまで寝てから荷造りして、10時すぎにチェックアウト。タクシーに乗ってニューワークの空港まで行ったら、総額チップも含めて75ドルもかかった。来る時は42ドルくらいだったのに。まぁしょうがないけど。バスには乗る気力なかったし。わざわざ遠いニューワークから着発にしてもらったのには、深いワケがあり、空港の裏にあるインテリア家具屋、IKEAに買い物に行くのが目的だったのだ。

空港でスーツケースを預け、またタクシーに乗って憧れのIKEAへ。ずーっとずーっとIKEAのカタログを愛読していて、行ってみたいところのNo.1と言っても過言ではないお店だったのだ。でもナッシュビルの周りには全然ないので涙をのんでいた。ちなみに一番近い店がシカゴで、車で8時間くらいはかかるであろう。空港に隣接してるくらいの近さなのに、16ドルもタクシー代がかかったが、そんなのは全然気にしないもんねー。

わくわくのIKEAは、想像以上の楽しいお店であった。最初は二階のショールームで家具を見る。でも、もちろん見てるだけなんだけど。今まで涎をたらしつつカタログで写真を見ていた家具に、実際手を触れてみれるのは大変エキサイティングであった。私はスカンジナビアデザイン・フェチの気があるのだ。危ない奴かもしれない。スウェーデンやデンマークに行くのが夢だけど、行ったら発狂するかもなー。

なんだかあまりの興奮に、かえって行動が早くなってしまい、ばきばき広大なショールームを移動して、メモを取ったりする。時間も三時間くらいしかなかったせいもあったけど。ほんとはIKEAのカフェでご自慢のスウェディッシュミートボールを食べたかったが、そんな時間も心の余裕もなく、横目で見ただけ。朝から飲まず食わずだったのもあって、少しフラフラぎみだったのに、構わず一階へ。

一階は、半分が雑貨や小物を売るスペースで、半分が家具が箱に入っているのをセルフサービスで取る倉庫みたいになっている。雑貨を見るうちに、最初は「スーツケースも一杯だし、手荷物で持てるだけ買おう」と遠慮がちに小さいものだけをカゴに入れていたのに、前から欲しかったサイズの可愛いパスタ鍋がセールになっているのをみて、理性がプッツンふっとんでしまった。「後はなんとかする、とにかくこれを買わねばーっ」とかなり大きめのお鍋をカゴへ。

それからは、もうナッシュビルでは買えない可愛いものはどんどん買ってしまう。値段も強烈に安いので、ともすると安いキャンドルとかに手がでそうになるが、それはがまん。それでも布団カバーのセットを2つ、ウールのキレイな色の毛布を一枚など、大きめの商品もゲット。「どーするんだよぉ、おい」と理性が頭の中で言っているのも聞こえたが「なんとかしてやるっー」っと強引に買い物。赤ちゃん用品も可愛く安く、妹や友達のために購入するバカ叔母ぶり。布地のコーナーもあり、カタログでは見なかったものもたくさん売っている。

最後に全部見終わってから、カゴの中のものの分量を見定め、それが入るくらいの箱状のものを購入して、全部入れてガムテープでぐるぐる巻きにでもして、スーツケースと一緒にチェックインすることを思いつき、箱を探す。厚手のアルミでできたおしゃれなふた付きの収納箱があったので、最初はそれにしようと思ったが、レジの前にリサイクルのビンや缶を入れるプラスチックの大きな蓋付き容器が山積みにされているのを見て、そっちにする。こういうリサイクルの箱は前から欲しかったんだよね。一石二鳥でナイス〜っ!

とりあえずお金を払い(興奮状態でいくらだったのかも良く聞かないでカードを差し出しサインした私、あとでレシートを見たら250ドル弱だった。安い!)あたりを見まわすと、家具を注文して倉庫から出てくるのを待っている人の列の後ろに、ラッピングセンターと書かれたコーナーが見える。カートを押していくと、新聞紙(これもスウェーデンの新聞という凝り様)や荷造りヒモ、ガムテープとハサミがちゃんと用意されているのである。あぁ、なんて感動的なんだろう、IKEA。

そこでリサイクル箱にがしがし購入品を詰める私。お鍋の中にも物を詰めこみ、布製のものをギュ−ギュ−押しこむ。小さい箱が一個だけ入らなくて余ったけど、あとは全部詰めるのに成功。こういう目分量には強い私であった。それからガムテープを周りの人達と奪い合うようにして大量に使ってフタを固定する。その上から更にヒモでぐるぐる巻きに。乗り換えもないし、これで大丈夫だろう、と気のすむまで梱包するのに30分くらいはかかったと思われる。

そこから、また空港までどうやって戻るかも課題であった。バスもあるみたいだけど、結構重くて持ちにくい箱もあるし、またタクシーにする。IKEAは出た所の隣りにカスタマーサービスの窓口があって、そこで電話するとタクシーが呼べる、と教えてもらって行くと、公衆電話の横にタクシーとかレッカー車の電話番号などがバスのインフォと共にまとめて看板になっている。ここでもその合理性に感動する私。アメリカではあまりこういうのはない事なのだ。

タクシーも、しばらくしてちゃんとやって来た。ナッシュビルだと呼んでも45分くらいかかるし、来なかったりするので不安だったのだが。帰りの空港までは呼び寄せたのもあってか、20ドルも取られたが、もうこの時点でそんなのはどーでもいいことであった。IKEAでついに買い物、しかもこんなに買えた満足感だけでも、お金には代えられないものなのだ。でもこれじゃレンタカーしたほうが安かったよな。

そのようにして根性をふりしぼり、空港まで戻ってスーツケースを受け取り、箱と共に無事チェックイン出来た。ナッシュビルまでは直行で2時間。順調なフライトで、なんと30分前には到着した。迎えに来てくれた相棒R君に箱を持たせ、無事帰宅した私であった。めでたし、めでたし。

ちなみにIKEAで購入したものは全て満足の品々で、これから我が家で活躍してくれることであろう。クリスマスツリーの飾りもシンプルな銀色で揃えて数種類買ってきたのだが、ライトが一杯ついたツリーに飾られてキラキラ光ってナイスだ。お鍋も早速使ってスープを作ったし、なかなか使い勝手も良く、とにかくラインが美しい。うぅ〜、IKEAが滅多に行けないとこにあって、ほんとは良かったのかも。もし近くにあったら店のもの全部買ってしまいそうな勢いでLOVEなのだ。危ない。

1206

ひょぇー、またまた一週間以上ぶりの日記になってしまいました。その間、急にニューヨークへの出張が決まり、3泊4日で行って来たのだ。なんだか、こう書くと、いつも出張しているバリバリのキャリアウーマンのようだが、全然違って今回は特別だったのだが。

先週月曜に、前から予定を入れるのに四苦八苦していた仕事が突然OKになり、日本から人を呼ばなくちゃいけないのに、なんと三日後の木曜の朝、ニューヨークで、と言われてしまったのだ。無理だとは思いつつ、日本に電話を入れると、さすがの行動力でなんとOKだと言う。

日本から二人来てくれることになったのに、うちの会社からは誰も木曜にはニューヨークに行ってる奴がいなかったので、急遽私も行って合流することに。普段経費削減のため、出張はなるべく控え、絶対行かなくちゃいけないときだけ行け、との指示が出ていたので、それを真に受けた私は今年は日本へ一回の出張のみしかしていなかったので、予算も余って(!)いたのだった。

行くのを決めたのは良かったのだが、急な話でしかも12月のニューヨークというので、ホテルが最後まで取れなかったが、ぎりぎり前日に全部セットアップが出来て、水曜に無事出発。ニューヨークはなんと5年ぶりだったのだが、着いたら寒い寒い。しかも、ロッカフェラープラザのクリスマス・ツリーの点火式のあった夜で、大混雑。

GAPに思わず飛び込み、帽子を買わないと歩いていられないほどの寒さだったのだが、がんばって歩いて買い物などする。やっぱりニューヨークのミッドタウンともなると、日本の渋谷なみの人手だ。アメリカじゃないみたい。まぁアメリカじゃないよーなもんなんだけどさ、ニューヨークなんて。

その点火式でのツリーは、とてもじゃないけど混んでいて(初詣の明治神宮なみ)近くにも寄れず、見れなかったのだが、久しぶりの都会を闊歩して楽しかった。夜は日本からわざわざ無事やってきた人達とタイ料理を食べる。ホテルが便利のいい場所だったので、二軒どなりにあったレストランだったが、美味しかった。あんまり寒くて遠くに行く気がしなかったのだ。

次の日は朝の9時半から仕事。その1時間のためだけに、日本から二人、ナッシュビルから私がこうして来ていたので、緊張ぎみだったが、大した問題もなく無事終了。良かった良かった。その後、日本食を食べに行って、ホテルで少し休み、ニューヨークの会社を訪問に行く。

うちの社は高層ビルの一部に入っているのだが、数年前の爆弾さわぎから警備が厳しく、パスを貰わないとエレベーターに乗れない。それでも前よりは少しは規制もゆるくなっているようだ。前はトイレにもカギを貸してもらって行かないと駄目なくらいだったけど、今回は平気だった。

5年ぶりに訪れたニューヨーク社は、知ってるひとの数も減っているうえ、いなかった人も多かったのだが、それでも数人に会えて良かった。なんと、ロッカフェラープラザのツリーが、ここの会議室からは丸見えに見下ろせて、昨日は点火式を見るので社員が集まって飲み食いしたりして楽しんだそうだ。その頃私達は、外のぜーんぜんツリーなんか見えない歩道の群集の中で、ブルブル震えていたっていうのに。

夕方からはフリータイムで、ソーホーに買い物に行く。地下鉄に乗って、地図を見ながら行ったのだが、なにせ下調べとか全然してなくて、あてずっぽうなところが多く、迷いながらフラフラして、目に付いた店に入るだけ、という日本人にあるまじき行動パターン。私はもっぱら日本の会社の人のお付き合いのような形で、二人で行ったので、まだ危なくはなかったけど。でも全体的にニューヨークは安全な雰囲気だった。前と比べて。

人の愛想も良く、お店なんかに入っていっても、店員がニコニコ話しかけてくる。前はナッシュビルなんかと比べると、愛想ないなーって感じだったのに、まぁ人にもよるけど、時には田舎よりも人懐っこい感じの人が店にも通りにもたくさんいた。景気がいいのが影響しているのであろうか?

夜は、美味しいと評判のイタリアンのお店へ行って、ワインを飲んで本日のオススメの子牛のモモ肉を煮込んだものを頼む。東京から美味しいって聞いてきましたと言ったら、驚いていた。でも、ウワサ通りの美味しさで、その煮込みはまさにほっぺたが落ちると思うほどの味であった。満足。

調子にのってティラミスと、カプチーノまで食後に頼んでしまって、お腹一杯。ダイエットもどこへやら?でも一日中歩き回っていたので、運動量はかなりのものになったと思う。それにこんなに美味しいイタリアンはうちの近所じゃ食べられないしね。

次の金曜の朝早く、日本からのお客さん二人はもうとんぼ返りで帰って行ってしまった。ほんとは一人土曜までいられるハズだったのに、ボスからおとがめが出てやはり仕事だけで帰らざるを得なくなってしまったのだ。それをあてにして、私は土曜まで滞在することにしてしまっていたので、金曜は一人で遊ぶ。

ホテルのオシャレなカフェで朝ゴハンを食べる。フラフラに疲れていて、目も充血、怖い形相だったが、メトロポリタン美術館に地下鉄に乗っていき、エジプトの展示をゆっくり見る。6千年も昔から、人間は今と同じような生活をしていたことに改めて感動した。飲み食いをし、働き、伝達方法として文字を持ち、記録をし、装飾品や布で身を飾って、怖れたり敬ったりしていたのだ。

そう考えると2000年、ミレニアムなんて騒いでいるけどたいしたことじゃないんだなーと思う。ちなみにその頃から、もうすでに彼等の好物の飲み物はビールであったそうだ。変わらなさすぎる。今から6千年後も人間は同じようなことをしているのだろうか?だろうなー、この調子じゃ。

エジプトの展示がかなり見ごたえがあったので、それだけでぐったり疲れてしまい、足も痛くなってくる。少し休んで、見たい展示だけに絞ってがんばるが、半分も見れなかった。口惜しい。美術館や博物館もナッシュビルにはいいのがないので、普段は出来ないことなのに。

どうしようもなくなったので、あきらめてカフェでお昼を食べて、ホテルに一旦戻って休む。メトロポリタンのカフェはオシャレで美味しかった。デザートもおいしそうだったが、お腹一杯になってしまって断念。ちなみにポートベローマッシュルームとブラックオリーブのサンドイッチと紅茶。混んでいたのですぐ出てきてしまったが、ゆっくりしたい雰囲気でナイスだった。


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